子宮筋腫は平滑筋で構成されている子宮にできる良性の腫瘍で、成人の4人に1人はあるといわれています。
筋腫そのものは命にかかわる重大な病気ではありませんが、ごく稀に悪性の子宮肉腫がみつかることもあります。
30代以降は定期的に子宮の検診を受診しましょう。
子宮筋腫は、筋腫ができる部位によって下記の3種類に分けられます。
子宮筋腫ができるメカニズムはまだはっきりと解明されたわけではありませんが、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの影響で大きくなるということが分かっています
子宮筋腫は、発生した部位によって症状が出る場合と出ない場合があります。
粘膜下筋腫の場合は以下のような症状が現れます。
漿膜下筋腫、筋層内筋腫の場合、初期の状態では自覚症状はほとんど出ることはありませんが、大きくなると周囲の臓器を圧迫してしまい、水腎症や便秘・頻尿・腰痛などの症状が表れます。
子宮筋腫は診断の結果、治療をしないという選択肢もあります。
治療はお薬か手術になりますが、どちらを選ぶかは患者様のライフスタイルも関わってきます。
下記の点を医師とよく話し合い、治療方針を決めましょう。